先月15日に、昭和30年代の暮らしを語ってきた小学校から、その勉強の発表会に招かれて午後行ってきました。
小学校の玄関を入って、会場を訊いたら、女の子が3階まで歩幅をあわせてちゃんと案内してくれました。
今年、3~4回、障害者や老人のボランティアが招かれて、4年生と触れ合ったそうで、この前私が行ったのは最終回でした。
子供たちは、いくつものグループに分かれて、それぞれのテーマを勉強したそうです。
点字グループの発表。
次のグループは、老人からお話を聞くときの心得。アイコンタクト、相槌、うなづき・・だそうです。
老人体験。この子は手足に錘と軍手をつけ、歩きづらさや、ボトルのキャップの外しにくさを体験。
後ろの黒板にあるのは、点字。
手話を習ったグループ。
アイマスクをつけての、食事体験と、脇から説明する練習。
車椅子で坂を下るときは、後ろ向きに進むそうです。
町に出て車椅子が段差でがたがたするのも体験したそうです。。
招かれたのは視覚や聴覚に障害のある方々などと老人で、それぞれ子供たちの勉強に付き合った人たちです。
発表は時間が短いので,あらかじめ感想文が後ろに貼ってありました。
うれしいことにバスの車掌さんの話題は印象に残ったようで、何人もが書いてくれました。私が強調した「当時は15歳で急いで大人にならなくちゃいけない子がたくさん居て、一人前に働いて生活を支えていたのよ」という点に驚いてくれていました。解ってくれたんですね。
会場で「バスの車掌さんでしたよね」って、声を掛けてくれた子も居ました。うれしい午後でした。
バスの無い時間で、1キロ半歩いて帰りました。座れるカートがあればなんとか歩けるようです。帰ってから脚が痛んでいますけど。