動物が好きなのでテレビの「志村動物園」を良く見ています。中でも、動物とテレパシーで話せるハイジさんが出てくるシーンはちゃんと見てしまいます。
今日はとってもデリケートな犬の異常行動の理由が解明されました。
ご夫婦二人の家に飼われている上等そうなワンちゃん。
目が変です、怯えています。
この犬は、小さいときから独りでお留守番がちゃんと出来ていたのに、大人になって、ずいぶんたってから、ここ2年ほど、奥さんが出かけて独りになると、大暴れをして家をぼろぼろにぶっ壊し、自分の身体も傷だらけにしてしまう。獣医さんにも訳がわからない。
ハイジさんによると、この犬の気持ちは・・・2年前に奥さんから捨てられた、だからまた捨てられるんじゃないかと不安に駆られていると言う。
奥さんは2年前病気で入院するとき、犬に言い聞かせないで黙って行ってしまった。留守中はご主人がちゃんと世話をしたのだけれど、犬は捨てられたと不安に駆られていた。だから奥さんが戻ってきても甘えることが出来なくなって、前のように遊んでもらおうとしなくなっている。
壁をぼろぼろに壊したりするし、自分も傷だらけになるので、留守番のたびに口輪をはめられていた。悪循環が起きていたのね。
ハイジの目をじっと見つめていた犬は、理解されたと安心し、奥さんが語りかけると、前のようにおもちゃで奥さんと遊びだした。メデタシメデタシ
先週のも印象的だった。
施設に保護されている犬を貰いに行った女性が、なれなれしくしてくる犬たちから離れて、隅っこで怯えているチワワだかパピヨンだか?を貰ってきた。
でも、いくら可愛がってもいつも怯えていて、様子がおかしい。
そこでハイジの登場。
この犬を子犬のときから飼っていた男は、虐待するために飼っていたらしい。
投げ飛ばされたり、狭いところに監禁されたり、恐ろしい目に何年も遭い続けた。だから急に優しい人に出会っても戸惑うばかり。この安全な家にずっと置いてもらえるかどうかも解らない。捨てられたらどうしようと言う不安がつきまとう。
この犬も、ずっとここに居ていいのだと理解できて、急に甘えるようになりました。
犬の気持ち・・・わかってみれば人間と同じ。ちゃんと話しかけてやらないと、とんでもなく誤解して悩み苦しむらしい。そうか、飼い主は、ペットを心の病にしないよう、気をつけなくちゃいけないのね。
犬や猫とのコミュニケーションも大事って訳ね。 私も何か飼いたいなあ・・・