「山の神」のお話は真冬なので、9月には語りにくいです。あれこれ探していますが、「二人になった孫」もタヌキが化けてる孫と本物の孫を並べて、一緒に可愛がる、微笑ましい話だけど------もうちょっと中身の多い話がしたい。
で資料をいろいろかき回して、大体知っている「竹一本と塩一升」を候補にしました。明後日までに語れるかな?頑張って見ます。
同じ夜に金持ちの息子と、下女の娘が生まれた。二人は父親の判断でのちに結婚する。
父が死ぬと、竹一本の運だと言われた男は、働き者の嫁を追い出したために長者の暮らしから、竹の杖をついて歩くコジキになる。
塩一升の女は、竹一本の夫から追い出されても、二度目の夫と長者になって、1日に塩一升消費するほど多くの雇い人を持つ。
ある日、元の夫がコジキになって現れたので、女は甕の底に小判を入れて、上に味噌を詰めて渡したが、男は気づかず、味噌が残ったままの甕を売ってしまう。
運もないが、金持ちに生まれて全く努力しようとしない男は、コジキしかできなかった。
これ面白いかも。