陽だまりの会の遠足は諦めて、今日こそと、頂いた本を読んでいました。
まだ、終戦直後までしか読めていませんが、同世代の記憶には共通点がどっさり有って、夢中になりました。
志村さんは、小学校1年からの日記を保存して居られるそうでびっくりしました。
(私の日記が残っているのは、昭和23年に、道端でノートを売っていて、台をひっくり返し、汚れたノートを買わされてからです。それまでノートはあまり持っていませんでした)
志村さんの小学校時代は、私の父が生きていた7歳までの記憶と似通った部分が有ります。
ラジオも電話も普及していない時代に、それらが家に有った豊かな暮らし。(私の方は父の死で忽ち失いましたが)
空襲の記憶は同じですが、日記が有るのでより詳しい。
久米 銈さんが巣鴨で、火に追われて逃げ惑ったあの空襲の晩、滝野川のお宅で近くまで焼けて来るのを見て居られたそうです。
日記を元にしながら、その年の歴史が書き加えられているので、忘れていた記憶が蘇ります。
戦中戦後、激変した世相の記録として、貴重なご本です。
明日こそ、読み終えたいと思います。
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