東京新聞の敏腕女性記者を、警察の監視下におけと・・・・独裁強化を図る政権。
許しがたい。
午後は、公民館の、マンスリースクエアという催し、いつもは夜に音楽などがあるのですが、今日は昼間なので行かれました。
一人芝居「おばあちゃんの恋文」阪本由貴 自作自演。
この作品は留学した英国王立演劇学校修士課程の卒業作品で、ロンドンでも、ニューヨークでも日本各地でも公演した作品だそうです。
演者のおばあちゃん91歳。おじいちゃん101歳の実話。お二人は今もご存命だそうです。
おばあちゃんは戦争中空襲の激しかった頃、肺結核を患っていた。
空襲の音がリアルで、思い出させられたけれど、焼け出されたわけではないらしい。
軍医だったおじいちゃんは前線には行かされず、杉山元帥に仕えていた。
敗戦の時杉山元帥は拳銃自殺。夫人も後を追った。
ラブレターの交換をしていた二人。おじいちゃん34歳、おばあちゃん24歳の、昭和26年に結婚。おばあちゃんは開業医の妻として、娘3人育てつつ、目の回る忙しさだった。
おじいちゃんの浮気騒ぎにも賢く対応、愛人の方が離れて行った。何度かそういうことがあっても夫を繋ぎとめた。
演者の祖父母の実話だけれど、戦中戦後も比較的恵まれた人たちで、極めて長命で、運の良い人たちの物語だった。
一人芝居にしては、男性を舞台に上げて、おじいちゃんの手紙を読ませたり、照明も音もバックの映像も凄かった。役者は客席を走り後ろの二階に現れたりする。
ただいかんせん公民館ホールは平らだから、座高の低い私には殆ど舞台の上が見えなかった。
休憩なしに1時間20分ほどの熱演でした。
昼間のマンスリーは年に一度しかない。後の数回は平日の夜なので、聞きたい音楽会にも、私はいかれない。昼間にも開いて欲しいとアンケートに書いてきた。
しかし五百円で演劇や音楽を見せていただけるのはありがたいことです。