この桜は10年前右側に枝がなかったのです。
隣の桜と近すぎて、3本で一山の花を見せていました。他の2本が伐られたとき、私はがっかりしました。一番格好の悪いひょろひょろのっぽの木だけが残ったからです。上にだけ伸びて、右(北東)側には枝が無いとってもヘンな形でした。
ところがその後太い枝が片側だけに5~6本、どんどん伸びてきました。新しい枝は勢いよく伸びてどんどん太くなりました。10年経って、本来の桜らしい形になりつつあります。
桜が自分の樹形を整える力には脱帽です。バランス感覚が良いのですね。
食べ残したふきのとうはぐんぐん伸びて、地味な花が咲きました。