外出が二日続いたので、ちょっとくたびれて(今年の夏はだらしないなあ・・・)お蔭で読書が進みます。
櫻井美紀著 『ことばが育てる いのちと心』 一声社 2002年刊
付いている語りのCDを何回も聴きまして、やっと本文にかかったところ先ず「これは貴重な育児書だ!」と感じました。子育てに一番重要なポイントが示されていると。
小さいお子さんをお持ちの方、お孫さんのいらっしゃる方、図書館にあるはずです、是非手に取ってみてください。
『子どもが赤ちゃんのときから12歳ぐらいまでの間に、周りにいる大人たちは、子どもの耳に、あたたかく、やさしく、そして丁寧なことばを繰り返し伝えたいものです。
催促、禁止、命令、叱責でない、心を和ませる言葉は、信頼感や創造性など様々な生きる力を育てていくでしょう』と始まるこの本には子育てに重要不可欠なものが示されています。
「早くしなさいッ やめなさいッ 駄目ッ・・・小さい ッ で終わる言葉ばかり浴びせられ続けたら、子どもは可哀そう過ぎますものね。
それから、この本についている、櫻井さんの語りのCDが又素晴らしいのです。小さい子が喜ぶお話から、オトナにも聴きごたえの有る『雪んこ十二郎』まで、六話が収められています。私も東京の孫達と一緒に聴こうと思います。そうして、スペインの孫のためにも一冊送ってやろうと思っています。
珍しく自立しているのうぜんかずら。
普通は他の木に巻きついて上へ上へと蔓を伸ばすのうぜんかずらですが、ここではのうぜんかずら同志で絡み合って立っています。支柱は細くて頼りないものだけです。他の木を頼らなくても、自立できるのですね・・・びっくりでした。
公園の夾竹桃。
今年はひどくきつい剪定をされたため大抵の木が花芽を失った中で、僅かに残ったものが咲きました。
これは藪かんぞうですよね?八重だから。(野かんぞうは6弁でしょう)