図書館で借りてきました。これから読みます。
夜は、NHKで「爆笑問題の戦争入門・・・日本人はどんなキモチで戦争と向き合ったのか」を見ました。
戦時下で、口に出して言えない言葉を、日記に書き残した女性もありました。出征する夫に「死なないで、死ぬことがお国の為だなんて思わないで」と率直に言えた女性。書き残したことがばれたら「非国民」のレッテルを貼られて酷いいじめに遭うのはわかっていたでしょうに。
神山繁さんが、若者たちに「教えてくれないからって言ってないで、自分で学ばなきゃだめだ」と言われました。確かにそうです。
自覚をもった若者なら、学ぼうとするでしょうが、親がこういう番組を見もしないなら、子供が自分で学ぼうという気は起こさないでしょう。そこは大人が教えるべきだと思うのです。
「かわいそうな象」をきっかけにしても良い。よその国の戦争で泣いている子供の姿をテレビで見せることをきっかけにしても良いでしょう。事あるごとに「戦争に勝者はない。残るのは被害者と、怨恨と、飢えだけだ」と聞かせなければと思うのです。
私は幼い孫に、東京大空襲の遺体の写真を見せています3月9日まで普通に暮らしていたおんな子供や年寄りが、10日には死体の山になっていたのよと。
澤地久枝さんの昭和の記録はすごいです。とことん取材して書かれたのですね。とりあえずこの2冊を読んでみます。