今日も、カートを杖にして公民館へ。
高齢大学の授業は「押し花アートの初歩」
講師は元気でにぎやかな女性。60歳とおっしゃるが、とにかくトークがお得意で、開始前に笑顔の大切さを説いたり、体操させたり、お話が15分を超えると、押し花やる時間がなくなっちゃう・・・と不平を漏らす声も聞こえましたが・・・何しろ、材料は全部出来ているので、そんなに時間は要らないのでした。
出来上がっている押し花と、はがき2枚、栞2枚と、専用の薬で、材料費千円也。授業料は町が負担してくれているのでしょう。
まずは、押し花をばらばらにしたりして、図案を考えながら置いて見ます。
はがきに付いている薄い和紙をめくって、シートをはがすと糊の付いた面が現れます。
その糊面に、図案どおりにピンセットで花や葉っぱを置くのですが、ピンセットがうまく使えず、花びらが思わぬところに落ちてしまうと、もう修正は効かないから、そのままで図案の変更を考えなければなりません。結局、はじめに考えたのとは似ても似つかぬものが出来上がりました。
不満だけれど、もう仕方ないので、和紙をかぶせて押さえました。そのままだと和紙の下のお花の色がでないので、専用の糊のような物を薄く塗って、ティッシュで繰り返し抑えて、べたつかないまでにしたら出来上がりです。
自分で押し花を作りたい人は、乾燥を速める道具を、二千七百いくらかで、買っていました。
繰り返し使えるので、一揃いあれば便利ですが、私は今、押し花にのめりこむわけにはいかないので、買いませんでした。
材料はあと、はがきと栞が一枚づつあるので、今度はデザインどおりに出来るよう、がんばってみます。
元気に返り咲きしたツツジ。