健志が、20日に7歳になりました。
屋内にジャングルジムなどのある施設に友達を招んでの誕生会。
先ずは大いに運動して、汗だくになり、男の子も女の子も、服を脱いで席に着いたようです。
今日の午後は、6時までぐっすり眠ったので、ブログを書きたくなりました。
お昼ごはんは酷かった!!
昨日スーパーで買った、一流メーカーの「牛丼の具」袋ごと温めて、ご飯に載せたら「げ!?見た目からして不味そう」
色も形も牛丼ではない。何この薄色?固形物少なく、甘ったるいおつゆばかり。卵を載せて紅生姜を飾って、我慢して食べましたけど、なにを食べたのやら。
この買い物は大失敗でした。
デコさんにいただいた画像です。
みちのく民話「まんだら」に、葛粉薬と同じストーリーが有りました。
葛粉薬は岡山か山口のお話でしたが、みちのくではちょっと違います。違いが面白いです。対比して見ます。
西の「葛粉薬」はひどい嫁いびりに危機感を持った嫁が、和尚さんに毒薬をねだる。
みちのくでは、題名がきつい「毒殺 毒消し」
婆様が、憎い嫁に食わせたくないと、隣から貰った小豆団子を全部一人で食べて、腹痛でころげまわる。嫁は医者に行ってこの際だから、毒薬をくれという。
西の和尚様は、葛粉を毒薬だと言って少しばかり与えて、「おっか様に優しくしてやれ」という。
みちのくの医者様は、無造作に「それは良いことだ」と言って、毒だという薬を一升持たせる。量がすごい。医者様の薬は高価なはず、それを買ってきた嫁に婆様は驚いただろう。
介抱されて素直に喜ぶ婆様に、自然に、もっと喜ばしてやろうという気になった嫁に、いじめて悪かったと手を合わせて謝る婆様を、嫁は始めてちゃんと見た。
枯れ木のようにやせ細って背も丸まって、シワだらけのちいちゃな婆様。嫁は婆様が急にいとおしくなる。
西の話では、おっか様は、急に優しくなって、嫁に着物を買ってやったので嫁はたまげて、和尚様に「死なねえ薬を下せえ」という。
和尚様は、「あの薬は葛粉じゃ」と種明かしをする。
みちのくの嫁は、医者様に駆け込んで、「殺す気がなくなった。毒消しを下さい」と言う。
医者様は、「あれは毒でねえ。婆様のねじけた心を殺す薬だ。ついでに、お前のねじけた心も殺したようだな。良かった良かった」と笑う。
西の話は、和尚様の説教があるが、みちのくの医者様は、無造作に大量の薬を与えて、毎日茶碗一杯ずつ飲ませるんだぞ」というだけ。
嫁は自分から「どうせ死ぬんだから、喜ばしてやるべ」と親切にしているうちに、何時の間にか本気になっていた。
どちらの話も元は一つでしょう。どちらが元かは分かりませんが、どこにもあるテーマなのですね。
昔語りの形で、教えていたのでしょうね。
みちのくの題名はキツすぎるから、私は「葛粉薬」の方を語り続けるでしょう。