昨日お銈(けい)さんは「明日は、広島に原爆が落ちた日だ」とはっきりおっしゃいました。
寝ていても今日が何日かちゃんと分かって居られます。「原子爆弾一発で、15万人も死んでたなんて、あたしらには全く知らされなかったよ」そうです、隣の町内に焼夷弾の雨が降って、何人死んだのかさえ、全く知らされなかった。
新型爆弾の被害なんて、戦争に負けるまで、知らないままでした。
木村さんが、昭和17年の主婦の友の記事をスキャンして、次々送って下さいました。
「婦人の徴用と 働く娘の生活を語る座談会」に、菊池寛が出ていてびっくり。
昭和17年新年号の座談会は16年11月頃行われている訳で、太平洋戦争勃発前です。
その頃すでに、婦人を徴用しなければ労働力が足りなくなるとわかっていたのですね。
そうまでして、アメリカなどと3年半も戦ったのですね。無謀過ぎる話でした。
お銈さんは、語気を強めて、「戦争なんかやっちゃぁダメだ」と繰り返し叫びます。
そうです。このまま自民党が続けば、徴兵制度が出来て、人が足りなくなれば、女も旋盤工にさせられたりするんです。カメラに監視されて、サボれば夜勤ばかりやらされたりね。
またヒロポンの錠剤を労働者に配るかもよ。
とにかく戦争できる国にしちゃあダメなんです。おけいさんの言うとおりなんです。
おけいさんに会う度にお話が増えるので、近々、書き加えて掲載し直します。
主婦の友の記事は、揃ったら掲載します。
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