昨日は終戦の日特集でいろんな番組がありました。
討論の中で、同年代の作家半藤一利さんの話が印象に残りました。
「日本はアメリカよりも海岸線が長い国だ。しかも人々は海沿いに集中して暮らしている。
海沿いに54基もの原発が有る。
核爆弾を落とさなくても、原発を襲えば日本は壊滅する。
軍隊をすべての海岸線に常駐させるなんて事は出来っこない。
武力では守れない地形なんだ。
だから昔は、防衛線を外に作ろうとして戦争をした。
国土を守るには外交力しかないのに、国際連盟脱退以来日本には外交力がなさ過ぎた」
本当にそうだと思います。他の方も、「世界の紛争を減らすために、日本が働きかけるべきことはたくさんある。紛争の火種になる貧困問題、差別問題などを、解決する手助けを積極的にやることが、日本を守る道だろう」というようなことをおっしゃいました。
その点、安倍内閣は無能ですね。独りよがりの歴史認識の甘さで非難を浴び、外交をしにくくしている。このままでは国家の信用は失墜するでしょう。どうする気なのでしょうかね?
半藤さんは、「近代史をしっかり学ばなければいけない」と繰り返されました。
外交音痴がもたらした大悲劇をちゃんと知るべきですね。
首相が学ばないんだから、どうしようも無いな~ 困ったものですね。
選挙民の勉強不足が恐ろしい。
長い海岸線を軍隊で守ることは不可能なんだから、世界を味方にする外交力が何より必要なんだと、みんなが考えるようになって欲しいと思います。
昭和の歴史を繰り返さないために。
徴兵制度なんてとんでもないわ。世界中から危険国家と思われちゃう。
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