日経新聞の記事を紹介して良いのかどうか知りませんが、どうしても気になるのです。
24日朝刊「春秋」より
昭和16年12月8日真珠湾攻撃の日---評論家の亀井勝一郎は「奴隷の平和より、王者の戦争を!---」と呼びかけ、
高村光太郎は「記憶せよ、12月8日」と言う詩を書き、「この日、世界の歴史改まる。アングロサクソンの主権、この日東亜の陸と海とに否定さる」と言っている。---中略---
きっかけさえあれば、そういう思いは人々を捉えるのかも知れない。安部首相の靖国神社参拝に、「失望」の声明を出した米国への、まるで72年前の言説のような、激しい言葉がネット空間を飛び交っている。「外交的に孤立しようと、日本は我が道を行け」そんなコメントは数しれず、歴史が巻き戻されたかのようだ。
ナショナリズムはしばしば暴走する。中国や韓国に加えて、米国にもそれが向かうとすれば、危機はいよいよ深まろう。自らの振る舞いが災厄を呼び込みつつあるという自覚はけれど安部さんにはないようだ。高揚するこの人を誰も止められず、その先に何が待つ。
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そんなにネット上でナショナリズムの発言が、溢れかえっているのですか?由々しきことじゃないですか。
72年前、こんな風に国民を煽りたて踊らせた。
中国で10年も戦い続け、もう物も金も人も足りないのに、聖戦だと言って、戦火を拡大してしまった。言論人にも大きな責任がありますね。
今はネット社会。暴走が起きたら止めようがない。どうなるんでしょ。
歴史が繰り返されたら恐ろしい。
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