娘のお雛様を飾りました。
娘が健志と里帰りをするのが19日ですから、4月3日まで飾っておきます。この土地の雛祭りは4月なので。
お転婆三姉妹のところも、飾っています。
木村一秀作の江戸木目込み雛です。優帆の初節句に、女流作家らしい良いお顔のお雛様を探し当てました。二人目三人目にも買いたかったけど、置き場がないと断られました。
孫のお内裏様はお店ではもっと広い御殿にお住まいでした。金屏風だったと思います。当時息子たちはまだ賃貸に住んでいました。
「このお内裏様が一番好きだけど、置き場所が狭いから無理なの」と言ったら、「台はどれに替えてもいいですよ。お人形と台はお値段別ですから」とご主人。
で、よそのお内裏様をどかせて、その小さい台を買いました。狭いお家に引っ越させてしまいましたが、いずれも一秀さんの作品だからしっくり調和しました。一秀さんは背景に好んで桜を描きます。
台が小さくなったら、お値段が少し安くなったのを覚えています。
浅草橋の裏通りの小さなお店。木目込みは一秀さんばかりおいてあったように思います。
表通りの大店に入らなかったおかげで、一秀さんに巡り会えたのでした。駅前にいたチラシ配りさんのお陰です。チラシの写真に強く惹かれたのです。
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