昨日はFacebookに惑わされて、2日早い記事を書いてしまいましたが、今日は正確です。
私が生まれて1ヶ月と10日余りだったときの事です。
昭和6年(1931)9月18日、日本の人は殆ど知らないけれど、中国では記念日になっていてみんなが知っている日だそうです。
満洲(中国東北部)全土を手中に収め、植民地にしたい日本軍は、戦争を起こす口実を作る ために、自分で鉄道を爆破しておいて、(柳条湖で満鉄の線路を爆破、実行者もわかっている)中国軍がやったと言いがかりをつけ、戦争を始めたのです。そしてたちまち満洲全土を制圧してしまいました。
日本はそれから14年間戦争ばかり続けた結果、ぼろ負けしたのです。
戦争を始めたい人間がいれば、ずるずると国中を戦争に巻き込んでしまいます。
私にとって、生後42日目に始まった戦争が終わったのは14歳の誕生日の一週間後でした。日本は14年もの間戦争し続けていたわけです。国民生活が疲弊しきったのは当たり前です。
戦争し て いる国の中で育つのは、しんどい事でしたよ。最後の年には空襲で逃げ走りましたし。何よりも恐ろしかったのは飢えでした。
母子家庭ですから、道端の草を食べ尽くしても足りず、私の身長は147センチで止まってしまいました。
戦争で領土を奪える時代はもうとっくに終わっています。戦争で儲かるのは武器商人だけです。国民生活は疲弊し、飢えに苛まれ、武器商人だけが太る。
戦争を始めたい奴らに踊らされたら命の危険にさらされます。
戦争の時代に育った85歳は、戦争を憎み、絶対反対します。
関係ない他所の国の内戦に出かけて行って、平和維持ではなく、武器商人を助けるような事に巻き込まれないでもらいたいものです。
自衛隊員から戦死者を出すな! 戦争未亡人を二度と作るな。
若い人に言いたい。右翼の言う事を信じていたら、スマホでポケモンGoなんかやってられなくなるわ。戦場に駆り出されるのは、貧しい若者たちからなんですからね
[追記]
夫に「渡る世間は鬼ばかりは寝室で見てくださいね」と、はっきり断りました。
リビングで、嫌いなドラマを見せられたらかないませんから。
あの家族や親戚の会話は遺産の権利を主張するとか、世にありがちな事だから、橋田先生のドラマは、皆さんには受けるのでしょうけど、私にはない人間関係で、私だったらああいう会話にはならない、ああいう考えの人と会話した事がない、もし有ったらズバッと身も蓋もない言い方で私が話をぶち壊しそう。
今回のは見ないで嫌だというのは失礼だけど、見たくないなあ。私が見なくても誰も困らないからいいじゃない。
とにかく私に限って、生理的に受け付けないドラマなんです。見ない権利を主張します。
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