先日の入院は「地域包括ケア」という入院でした。
町の地域包括支援センターが、2〜3年前まで全域を担当していたのが、対象人数があまりにも増えたので、町を二分して、二つの民間施設に担当してもらうことになったようです。
で、この地区を担当する老人ホームの中にできた地域包括支援センターから、「退院後どうですか?」と、ベテランの社会福祉士さんが家まできてくださった。
30代後半に見える彼女はさすがベテラン。会話がお上手。コミュニケーション能力が高い人でないと務まらない仕事ではあるが、流石でした。
1時間以上お喋りして、終わる頃夫が加わったら、また腰を据えて話しかけてくださる。
その会話を聞いていると、お上手だなあと、ますます感心。
うちの場合、夫の方が介護度が上だから、夫がデイケアに通ってくれれば、万事OKなのだけれど、何度か来てくださるうちに、うまく説得できるかも。
週一でも、家事支援を頼んだらどうですかとも勧められている。
私も完璧に家事をこなせと要求され続けて、できないものは出来ないと開き直ってはいるものの、常にうんざりしているから、そろそろ考えどきかも。
とにかく、急激に高齢化の進む町で、お忙しいのに、1時間半もじっくり聞いてくださった。
この町には、30年、40年前に、大きなマンション群ができ、住宅団地も方々にできて、子育て世代がドッと入ってきた。その人たちが一挙に高齢化したのが現状なのだ。
我が家のように、若い時はいないで、70代半ば過ぎて移住してきちゃった者もいる。町に税金払わないで、世話をかけてばかりいるわけだ。
せめて、昔語りのボランティアでもさせてもらいたいものだ。
地域包括支援センターの母体が、民間の老人ホームだから、呼んでくだされば語りに行きますよと売り込んだ。見本に「河童の詫び状」も聞いて頂く。押し売り。
そこにはデイサービスもある。 チャンスにつながりますように。
介護認定受けて3年くらい、何も頼んだことがないけれど、そろそろ少しは支援をお願いしようかな。
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