六十数年前、毎月「労音」の音楽会に通っていました
その中で忘れられない曲があってその一節が耳に残っています。
東京コラリアーズという男声合唱団の清水修作曲「月光とピエロ」から「秋のピエロ」
「身過ぎ世過ぎの是非もなく、おどけたれども我がピエロ。ピエロ、ピエロ」この部分が六十数年経っても耳についているのです。組曲月光とピエロの中の、何という曲か分かりませんでしたが、聴けばわかるので、仲秋の晩にYouTubeで探しました。すぐ見つかったのが「秋のピエロ」でした。(身過ぎ・みすぎ=生計を立てる。 世過ぎ・よすぎ=世渡り。 是非もなく=致し方なく)
当時私は・・・身過ぎ世過ぎの是非もなく・・・バスの車掌をしながら、ボランティア活動に熱中し、新宿行きの路線に乗務中表参道あたりに当時あった「社会事業大学」に憧れていました。
ケースワーカーになりたかったのです。しかし、中学にも行かれなかった身では為す術なくて、身過ぎ世過ぎの是非もなく・・・バスガール。青春の悩みは深かった!
けれど、じっと我慢している私では無いので、ケースワークの真似ごとに、保護司さんの助手として、非行少年の姉役を勤めようと夢中でした。そんな頃に聴いた曲だったのです。切り開けない人生を、少しでも生き甲斐あるものにしたくて、もがいていた二十代。恋は全く叶わない中で、ボランティアで青春していたあの頃が特に懐かしいです。
「人生の幸福は情熱のうちにこそあり」高木彬光。
これが私の生涯の座右の銘です。
昨夜は、月の出を撮りたくて何度もベランダに出たけれど、低い位置は厚い雲ばかり、沖天にかかってから一瞬雲の切れ間に拝めたものの次の瞬間には姿がありませんでした。
満月は明日なのだそうですね。暦と2日もずれるのはなぜでしょう?
満月の月の出を撮りたいです。