朝から夫は「ここに住むようになったのはなぜか?」と繰り返し訊きます。この家にかなり不満らしい。
「前の家が嫌で、お父さんがこの家を買ったからでしょ」
「お前は不満じゃ無いのか」「私はこの家に大満足です。極めて安全な地盤の台地にあって、目の前の展望も開けてる、こんないい家滅多に無いでしょ」
何が不満なのか不思議です。
「お前の世話にならない」と言いながら、牛乳に混ぜたヨーグルトをかき回さないので底に残ったら、足の痛い私に牛乳を取りに行かせる。これでも世話になってないぞと言う。
ごじゃごじゃ言っていた割に、デイサービスにはすんなり行きました。
私はお風呂に入って、お昼はチャンジャとゆず白菜でご飯。
頂き物のキムチセット数種類、あんまり美味しかったので、冷蔵庫の一番上に大事にしまったら、ころっと忘れてしまい、賞味期限を過ぎてしまいました。
鱈の胃袋のキムチ、チャンジャは特に賞味期限をかなり過ぎちゃいましたが、開けて見たらそんなに味も落ちていません。美味しいです。ご飯が進みます。
夫はあまり好かないので、せっせと私がいただきます。ご馳走さま。
たった64円の古本にしては綺麗。送料込み414円。良い本です。
私が住まいに大満足な理由。
私はじきに建て替えになる筈だった都内の公営住宅に33年住み、このまま居れば新築を安く借りられると思い、無理に買う必要は無いと思っていましたが、夫は何が何でも自分の家を買いたいと言うので、家探しに半年間付き合いました。
夫婦で不動産屋を回って歩きながら、勧められた中古物件の図面でまず見るのは、ベランダの方角です。東南向き以外は見に行かない。見る前に断る。
南向きとうたわれていても南西向きだったらそれだけでお断り。西日は嫌い。買うのは夫なんですが選ぶのは私でした。
図面を見ただけで住みやすさがわかります。本当は東西南北に窓のある一戸建てが理想ですが、高齢者にはマンションが良い。南西も北東も塞がれていて見えませんが、東南が大きく開けていれば住み易かろうと思いました。
そりゃあ、東南の角部屋で三方に窓があればなお良いけれど、予算の制約があります。
次善の条件が東南向きのベランダ。しかも我が家は南南東と、理想の向きなのです。勿論方位磁石持参で、見て歩きました。
一目見て「絶対ここが良い〜」私の意見を通して、一生一度の買い物を決めてもらいました。
だから夫は今頃になって不満なのかな?。重要なことは大抵私が決めてたから? でもこの家の欠点が見当たらない私です。駅に遠いこと以外は。