22日に書いた鎌倉街道沿いの畑のお店に、今日も行きました。中年のご主人が、お野菜を並べているところでした。
又質問攻めにして、解ったことがあります。
元日にお稲荷さんとお寺さんに行った帰りに、川越街道を北東側に渡って戻るとき、富士塚のようなところを見つけました。
それは木曾御嶽山の山岳信仰『御岳講』で、お山を祀っておられるようでした。
元日だったので、鏡餅か何かお供えしてありましたが辺りはひっそりしていました。
今日、その御岳講について伺ったら、なんとこの畑が十七代とか続く御岳講の本家で、ご主人はお婿さんらしいのです。あれ、奥さんからは『嫁に来た頃は茶摘もした』と聞いたし???こんど奥さんにも色々訊いてみよう・・・次のお客さんが見えたので、今日は話半分で帰りました。
良く解ったのは、御岳講の何人かで、木曾の御嶽山におまいりに行ったこともあって、石碑に記録してあるとのこと。
それから毎年冬至の日に、この小さなお山の下にござを敷いてみんなで宴を開くとのこと。でもこのお山には庭らしい庭も無く、すぐ前は川越街道の歩道なのです。寒い中、狭いところに十数人が集まって冬至のお祭りをなさるらしいです。こんど冬至の日にこの前を通ってみたいものです。
あの小さな『御嶽山』が、この畑のお店まで真っ直ぐ続いているとは気がつきませんでした。
この辺の農地は多分柳沢吉保が川越藩主だった時代から、公平を期して極端に細長く分割され、境界線に茶の木が一列植えられています。川越街道から鎌倉街道までの500メートル長さの土地を、幅僅か数十メートルに切り分けてあるのです。畑の間に道路は無いから、川越街道で見かけた所が、鎌倉街道のどの位置に当たるか見当もつきませんでした。
御岳講について、次の機会にもっと伺ってこようと思います。
今日はブロッコリーと小さいキャベツ(70円)を買いました。