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子ども時代に焼夷弾の雨を見た者のおもうこと
[お断り]
この記事は、2008年1月12日のものであり、2015年現在の考えとは違います。
2008年の思いは今とは違うのです。
しかし、7年前の記事に、思い違いが有ったとしても、今、それを訂正するわけにいかない。
訂正したら、2008年の記事では無くなってしまうから。
削除もできない。昔の自分を否定したくないから。

ですから、7年前の私の思い違いを、今頃取り上げていろいろ教えてくださる必要はありません。以上、お断りしておきます。

但し、この記事に判断の誤りが有るとしても、日本が憲法九条を、粗末に扱っていいとは絶対に思いません。
憲法改悪には絶対反対です。この点は少しも変わっていません。

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いつも不思議でならない事があります。

コスタリカは何故、軍隊を無くすことに成功したのでしょうか?
さっきなんとなくテレビを見ていたら、コスタリカと、隣のニカラグアとのあまりにも激しい差が浮き彫りにされていました。ニカラグアの方がはるかに大きいのに、コスタリカよりはるかに貧しい。
ニカラグアの貧困層がごみ処分場で、辛うじて生きている姿。そこは元、湖に面した美しい観光地だったのが、長年続いた内戦によって破壊され、ゴミ捨て場と貧困層の住みかに変わっていました。

一方コスタリカでは、軍隊を捨て、軍事費を教育や医療に転換し、美しい自然を守り、観光立国に徹して、人々の収入はニカラグアの5.4倍だと言います。
そこまでにするのは並大抵のことではなかったでしょうが、成功できたのは、東西冷戦の終結もあったでしょうが、一体何故、どうして?ここまで出来たの?
コスタリカの平和憲法は、誰も見直そうなんていわない・・・羨ましすぎます。

そうして世界中の国が、コスタリカを真似できないのは何故?
憎しみが渦巻いていては、武力を捨てようと言う発想が生まれるわけが有りませんね。

でも戦争は究極の自然破壊。戦車一台で撒き散らす排気ガスは、乗用車の五十何台分とか?
飛行機に至っては・・・戦争ほどの無駄使いは有りません。

スイスは永世中立を宣言して発展していますが、軍隊は保有していますね。
コスタリカは内戦の多い危険な中米の真ん中にあって、何故軍隊を持たずにいられるわけ?

軍隊がなければ戦争を仕掛けてこられない時代にもうなっているのじゃないのかしら?

どこかの国が、コスタリカを攻めたら、世界中が黙っていないでしょう。攻めるほうが悪いとはっきり解るから。

日本が平和憲法を捨てたら、酷く危険なことになるのじゃないかしら?
日本の経済発展は、60年以上戦争をしなかったおかげ。軍備を増強したら国は又疲弊する。

ミサイルを撃ち落すミサイルが、ただの演習で、一発ぐらい成功したからって、浮かれていて良いの?莫大なお金をかけた演習でしょうけど・・・
実戦で沢山飛んでくるミサイルを何割撃ち落せるか、とてもじゃないけど無理でしょう。
海岸線の長いわが国を、敵の侵略からどう守るの???国防を言うなら、敵を作らないことしかないじゃない?

昔、日本の庶民はなんとなく時流に流されて戦争に加担しててしまった。
その恐ろしい結果を思い返すべき時なんじゃないかしら。

大東亜戦争は、苦しかった。辛いことばかりだった。戦後何十年も傷跡を引きずった。
酷い目にあったと思っている婆ちゃんとしては、コスタリカが羨ましくて仕方ないのです。
by hisako-baaba | 2008-01-12 21:47 | 愚かな戦争 | Comments(19)
Commented by oss102 at 2008-01-13 11:48
私も同じ番組を見ていました。そして同じことを考えていました。
こんなにはっきり結果が出ているのに、真似をできない何かがあるのでしょうか。それを知りたかったですね。
Commented by hisako-baaba at 2008-01-13 15:14
ossさん
詳しいページを教えていただいたので、上の上に先ほどアップしました。
とっても解りやすく書かれていますよ。
Commented by ホラ貝 at 2008-02-23 16:06 x
なんでってねぇ…
じゃあコスタリカの真実を語りますか

まずコスタリカ憲法では軍隊を放棄したのではなく平時には保持しないことにしたというのが正しい
そして平時の国防は国境警備隊と警察の特別警備隊が担っている
そのためコスタリカの国境警備隊などは滅茶苦茶重武装で
日本の海保やSATより重武装です
対戦車兵器とかもってますよ
しかも米軍基地で教育プログラムをうけています

またコスタリカはアメリカから軍事技術の供与もうけていて誘導兵器や爆薬の研究開発もしています
額面ベースでみた場合コスタリカはニカラグアの三倍の額を国防に費やしています


日本といっしょて本音と建て前がちがうねがコスタリカの現実ですよ
Commented by ホラ貝 at 2008-02-23 16:21 x
ほかにコスタリカが見かけ上の軍隊を必要としないのは

隣国が予算の大半を軍事に使うといっても予算規模が小さいため

強力な戦車や戦闘機など保持できませんから
ロートルの中古品など大したことない兵器ばかりなので
予算を圧迫してまで強力な兵器を必要としない
わざわざ、戦闘機や戦車などを持つのは単に非効率だからです
コスタリカは周辺国のパワーバランス上現実的な政策をしただけで

日本が自衛隊を捨てたからといって
韓国中国は軍をすてませんね間違いなく
自衛隊はトータルでみて軍縮傾向になりつつありますが
中国と韓国の軍拡はとまらないしターゲットは日本です
Commented by hisako-baaba at 2008-02-23 20:37
ホラ貝さん異なことをおっしゃる。
中国も韓国も世界を相手に商売をしています。彼らが武力で日本を攻撃したり、いや恫喝しただけでも、商売はあがったりになるし、日本をやっつけて何の利益が有りますか?前世紀じゃああるまいし、攻めて土地や財宝を分捕れる時代じゃあないでしょう。
インターネットで世界中に丸見えの時代ですよ。
Commented by しょうが at 2008-09-06 12:47 x
今の国際情勢では第二次大戦のような総力戦になることは考えにくいでしょうね。
しかしながら、総力戦ではなく手持ちの戦力をぶつけ合うだけの限定戦争は十分ありえるかと。
具体的にいうと領土紛争ですね。
尖閣諸島とか竹島とか、いろいろ火種はあります。
アメリカも日本に対して「領土紛争には介入しない」と明言していたかと・・・。

そして、短期間で終了するであろう限定戦争程度では「相手国が市場から締め出される」という効果も限定的なものしかないでしょう。
Commented by hisako-baaba at 2008-09-06 23:16
しょうがさん
日本周辺の領土問題でそこまでやりますかね?
今はネットで世界中にすぐ知れ渡るから、先に手出しをしにくいのでは?
それとも何かそれで先に手を出した方にトクなことがあるでしょうか?
Commented by フリーチベット at 2008-09-08 17:08 x
つい最近日本の隣国でチベット人が虐殺されましたね。
ネットで世界中にすぐ知れ渡りましたけど、国際社会が彼らを守るために何かしましたか?
中国は第二次世界大戦後に限定してもチベット・ベトナム・西沙諸島・南沙諸島などを侵略しましたが
日本には絶対侵略しないという保障でもあるのでしょうか?

それに、話の発端であるコスタリカが
実質的に隣国以上の軍事力を有している事実は変わらないわけですけど。
Commented by nanasi at 2008-10-17 10:27 x
インターネットで仮に知れ渡った所で、実際の所何の効力もありません。
現実的に歯止めとなる力がないことは現状を見ればわかります。

コスタリカと日本では国の事情も状況も大きく異なり、国防という面に
関しても同率に語る問題ではありません。
日本の平和も、米国の擁護があるからこそ成し得たものであり、
決して平和憲法の力だけではないのです。
Commented by at 2010-12-22 17:13 x
あのですね、コスタリカの「無防備」は
(1)親米であること、(2)リオ条約に依存することが基本になっています。
それは「無防備」を宣言したモンヘ大統領の宣言の中に記載されています。
(要するに、「無防備」の言いだしっぺがそう言って、しかも文書化してるわけです。)

国の安全保障をその2つに依存していることによって「無防備」にしてるのであって、
「無防備」にしてるから安全保障が実現できているわけではありません。(これ大事です。)
Commented by at 2010-12-22 17:13 x

にもかかわらず、日本の「平和主義者」は上っ面をだけをとらえて「無防備バンザイ」なわけです。
コスタリカの実例を日本にあてはめようとするなら、「より親米」と「日米安保強化」がワンセットになるはずです。にもかかわらず、紹介されるのトリミングされた情報ばかり。
そしてあなたのように、薄い思考で「平和を考えたつもり」になってる方を量産しています。

いい齢を召した方なのでしょうから、ちゃんと現実を見て考えてください。
ちゃんと現実を理解してください。

過去、戦争に突入しちゃったのはちゃんと現実が見えてなかったらですよ。
「神州は不滅である!」というのと「コスタリカの無防備を日本に!」というのは本質的に変わりありません。
現実を理解しない愚か者の戯言という点では全く同じです。
Commented by hisako-baaba at 2010-12-22 18:25
三年前の記事に、律義に反論なさった、だれかさん。
3年もたてば私だって勉強したし、それなりに今の状態に危機感を持っています。
Commented by ME at 2012-03-12 22:36 x
コスタリカ行って来ました。
軍隊は別として、治安が悪い。麻薬マフィアの勢力が強く、警察と
銃撃戦を行う。一般市民も自衛のために銃を保持している人多数。
麻薬がはびこり、国民の5%がコカイン中毒患者。鉄道が無いので
バスが公共交通手段だが、日本での東京駅にあたるサンホセのコカコーラバスターミナル近辺は日が暮れると物騒で歩けない。
自然も豊かで奇麗な国なのだけれど、10万人当りの殺人率は
アメリカの1.6倍。
Commented by hisako-baaba at 2012-03-12 23:07
まあ、あの自然を見に行くのも命がけ?
理想と現実はそうも違っちゃうのでしょうか。がっかりですね。
Commented by colt at 2012-04-28 04:09 x
コスタリカがそんなに羨ましいならとっとと行って
コスタリカに住めばいいのに。誰も貴方を止めないよ。
Commented by hisako-baaba at 2012-04-28 04:35
koltさんは国語の読解力がないのね。
4年以上も前に、疑問を投げた記事に、今頃頓珍漢な反応。
Commented by 名無し at 2013-06-26 21:34 x
5年前の記事をたまたま見つけました。

・コスタリカが常備軍を廃止したわずか7年後に戦争が起きた
・この戦争の発生はコスタリカの武装警察(日本のような拳銃を持った警察ではなく戦争のできる警察)が応戦することでなんとか侵略はされなかった

この点を考慮に入れましたか?

軍隊のない世の中、聞こえはいいですが、そんなものは不可能です。
軍のない国、これは鍵のない家と同じです。守るものがありません。

あなたが本当に軍隊など必要ないなどと考えるならば、ためしに1か月家の鍵をかけるのをやめてみては?

どんなにきれいごとを言っても、実際に戦争をしている国は今でも存在していますし、現に、自衛隊は自衛しか行っていませんから、領土の一部が外国に実効支配されているではありませんか。


参考までに、どうぞ。
http://www.japancostarica.com/Column/Army.htm
Commented by 常識人 at 2015-01-22 23:30 x
無知な人は、コスタリカが非武装中立だと、無邪気に信じがち。
でも実際には、同国は日本以上にアメリカの軍事力に依存する安全保障策をとっている(米州相互援助条約=リオ条約により隣国パナマの米軍に頼ってきたが、去年国内に米軍駐留を認めるようになった)。警察組織とされる国境警備隊は、戦闘機や戦車こそないものの、武装レベルはほぼ陸軍(小火器、対戦車兵器保有)。また、常備軍は置かないものに、非常事態には徴兵も可能と憲法に明記。そして、同国の政治的スタンスははっきりした反共。過去に中南米にできた反米、左翼勢力への攻撃に積極的に加担(米支援を受けた軍事勢力に基地や拠点を提供するなど)。コスタリカの軍隊放棄自体も、他国との衝突を避けるためでなく軍事政変や内乱防止の観点から行われたこと。
Commented by hisako-baaba at 2015-01-22 23:42
2008年の記事に、今頃ご教示頂かなくても、そのぐらいのことは後に知りました。
昔の記事はその時の感じ方ですから訂正は必要ない筈です。あくまで2008年の考えとして保存します。
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