博物館には沢山椅子が有って、唐桟(とうざん)の小座布団が並んでいました。
川越は織物も盛んだったそうで、木綿なのに光沢のある唐桟が沢山織られたそうです。
無地に近い男物の着物もステキでした。
下駄屋には、鼻緒が無造作に置いてあって、今時見られない風景が懐かしかったです。
博物館から又バスに乗り、市役所前で降りました。
役所の前に太田道灌さんが、狩装束で立っています。江戸城と川越城を建てた殿様です。
前回も行った、「百丈」というお蕎麦屋さんに又行きました。
入り口には雛飾り。
注文したのは、一日30食限定の「もり蕎麦定食」
もり蕎麦と、青豆ご飯に蕗味噌を載せたのと、きんぴら、煮物、漬物、寒天のデザートまでついて840円。
ただ、つゆの味も小鉢類の味付けも、私にはイマイチ合わなくて、え?と感じましたが、決してまずいわけでは有りません。
お醤油や唐辛子の入れ物もステキです。
蔵の街に行こうとしてふと見ると、煙草の販売機の前に喫煙所が、歩きタバコをしないようにという心配りでした。
あ、札の辻(高札場、おふれ書きを建てたところ)の近くだから、喫煙所の注意書きも、高札になっています。
続く