3月15日、今年も最高に感動的な卒業式に、同窓生として参列しました。
女性4人男性1人・・・五人の卒業生のために、一時間半掛けて素晴らしい式典でした。
神田一橋中学校通信教育課程。私も4年前に卒業した日本に2校しかない素晴らしい学校です。
卒業証書授与の時、卒業生の生年月日をメモしました。
一人目の女性は、昭和5年8月15日生れ・・・・あ!終戦の日が、15歳の誕生日だったのね・・・私より丁度一年上の78歳半です。
次ぎの女性は昭和6年12月生れ。私と同じ77歳。
3人目が男性で、昭和7年10月生れ。76歳。
次ぎの女性は、昭和13年1月生れ。71歳。
最後の女性は昭和9年10月生れ。74歳。この方が代表して感動的な「答辞」を述べられました。みんなみんな、戦争のセイで、中学を出られなかった仲間です。
女性四人は全員皆勤賞も頂かれました。(4年前、私も皆勤賞を頂き、宝物になっています)
卒業生は五人でも、来賓は何十人・・・現役の中学生の若いお母さん方も,PTA代表で毎年参列されます。私たちも毎年参列したくなる,素敵な式典なのです。
終了後の昼食会は参加せず帰りましたが、懐かしい顔に会えて楽しいひと時でした。
それから、「創設六十周年記念誌」も頂きました。
去年11月30日に行われた式典の写真やスピーチの他に、たくさんの方の言葉も載っています。
当日、卒業生代表として祝辞を述べたので,私のスピーチも載っていました。
原稿を全く読まずに語りかけたので、とても受けまして顔を覚えられ、今日は在校生の方に住所を訊かれました。文通友達が出来そうです。六十周年式典の記事は
ここからご覧下さい。
帰りに神保町角の、「うみ」と言う回転寿司で、ランチにぎりがこれで500円。
他に3皿追加注文しても、千円でお釣りが来ました。
古書店街の店頭に、古典が1冊300円で出ていました。これを買ったらどうやってバリアだらけの神保町駅の階段を下りれば良いんでしょう?とは思ったけれど、古典を音読したくてならないので2冊買ってしまいました。
先日の百円辞書では嫌だと連れ合いが言うので,三省堂に寄りました。
大きな字の辞典は新星出版と学研から2冊づつ出ていました。学研のは若向き?書き順など載っています。私は今の書き順を守る気は全くありません。「必」は、心にタスキを掛ける書き順でないと嫌ですし、「飛」と言う字も、昔習った書き順でないと書けません。
だから新星出版に決めて、縦組みと横組みが有るので迷いました。国語辞典は縦組みが自然ですが、普段横にしか書かないから、横の方が見易いのです。英単語もついていますし、カタカナ語もかなり網羅しています。慣れるまで妙な感じかもしれないけれど、横書きの方が見易いと思いました。
3冊の重い本を、小さいカートに詰めた上に、買い物もどっさりくくりつけたので、駅からの1.4キロは足腰が辛くて、全身くたびれました。
でもとっても楽しい一日でした。
そうそう、素晴らしいニュースを聴きました。今日はお見えになりませんでしたが、私たちのクラスの最長老、確か87歳の女性が、昨日、通信制高校を卒業、クラス代表で卒業証書を頂かれたそうです。体調が悪いことも多いので、4年掛けての卒業でしたが、なんと、法政大学の通信課程に進学予定なのだそうです。すごいバイタリティー。
お祝いに行かなくっちゃ、お花見に誘われているのです。
もう1人、4年制の定時制高校に通い通した男性は,今日会いましたら,やはり法政の通信に進学するそうです。みんな頑張っているんですね。ちょっと羨ましい。
私も独り暮しであれば、毎晩定時制高校に通いたいところです・・・学校給食を食べて見たいし・・・だって、給食を食べた事が無いのですもの。