うちのマンションの玄関は広々しています。
オートロックのドアを入ると、郵便受けとエレベーターのある広いホールです。
毎日そこで遊んでいる数人の3年男子がいます。春ごろは小さいゲーム器でピコピコやっているばかりでしたが、次に、カードゲームに熱中し、その次はすごろく的ゲームになり、今は機械的なベーゴマがはやりです。
冷たい床に座り込んで、今日は4人でコマをぶつけていました。
夕方、ゴミ捨てに行って戻ったら、一人が「かにかにこそこそ(私たちのグループ名)の人でしょ?」と言うので「そうよ3年生でしょ。あなたたちのクラスにはもう3回行ったもんね。お話聴きたいとき言いなさい、どこででも話して上げるわよ」「じゃあ、今」
と言うことになって、「じゃあね、一年生の時やったお話覚えてないでしょ、もう一度聞く?」「うん」
そこで「天福地福」を語りました。
「あのおばあちゃんいつでもお話してくれるってよ」と、子供たちが宣伝してくれたら、親御さんたちにも聞こえるかも。マンションの自治会行事などで語りを引き受けさせてもらえたらいいなあ。